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寄附について

私たちの挑戦をご支援ください!

寄附のページにご訪問いただき、ありがとうございます。

私たちは札幌市を中心として活動する中高生のロボコンチームです。設立・運営ともに全て札幌市内のさまざまな学校から集まった中高生が行っています。

現在の総支援者数

90  名

90 名突破!🎉
いつもありがとうございます!

全ての支援者様に、心より感謝申し上げます。

創設者の写真

自分たちで創る。
だからこんなに熱くなる。

 1期生代表/チーム設立者
 立命館慶祥高等学校2年
 鈴木 瀬那(17)

 

 「あっちを選べばよかった」という後悔。これは当然マイナスな感情だと考えられますが、見方を変えれば幸せなことであるとも捉えられるかもしれません。

 「ご飯ではなくパンにすればよかった」という感想が生まれるのは、「パン」という選択肢が存在し、それを認知していたからです。下手な比喩を用いて何が言いたいのかというと、そもそも選択肢がない、あるいは知らないことが多くの可能性を潜在的に潰しているということです。

 FRCは非常に魅力的なプログラムです。大型ロボットの製作に限らず、チーム運営やアウトリーチイベントの開催なども活動の一環となるような大会は他に類を見ません。ですが、3年前の札幌において、FRCはそもそも選択肢にありませんでした。少し興味を持ったところで、最寄りのチームは千葉。当然ながら、とても通える距離ではありません。チームの結成の目的は、自分のFRCへの憧れに加えて、札幌からFRCなどの大きなロボコンに参加したいと思う人のための土壌を作りたいという想いもありました。

 チーム結成当初の2020年5月には、本当に何もありませんでした。数名の中学生がネット上で連絡を取り合い、「組織のようなもの」が出来ました。まずはチームロゴや資料、HPといった団体としての基盤整備。日本のFRCチームの見学。その後に待っていたのは、300万円以上の資金調達、活動場所やメンター就任の交渉でした。これらのどれもが、決して簡単なものとは言えません。共に活動してくれたメンバー、そして突然メールを差し出した高校生の話をご丁寧にお聞き入れ頂き、さらには寛大にご支援を賜りましたスポンサー並びにサポーターの皆様には感謝してもしきれません。

 Yukikaze Technologyには、多様なメンバーがいます。電子工作が趣味。デザインが得意。国語が異常にできる。的確な助言をいつも出してくれる。海外大学への進学を志して日々努力を重ねている者もいます。メンバーによって、これから歩む進路も全く違うものになっていくでしょう。しかし、どの道を進むにしても、同じチームで共に活動に励んだ貴重な経験は確実に還元されていくと考えています。

 長い目で見ると、Yukikaze Technologyの存続は主に2点の影響があると考えています。1点目に、先にも記した札幌の中高生の受け皿になるということ。そして2点目に、地方でのFRCチームのモデルとなることが挙げられます。日本での地方大会開催には21チームが必要になり、地方でのチーム結成の推進も不可欠な要素となります。札幌でのFRCチーム継続の事例は、今後にとって大きな財産になると確信しています。

 では、私達はこれからも安定して存続していけるのでしょうか。決してそのような断言はできません。日本には累計で8つのFRCチームが結成されましたが、現在存続しているのは僅か4チーム。そして我々も世代交代の時期となり、組織としての安定性は脆弱とも言えます。

 私達の活動を継続していくためには、大人の方々のご協力が不可欠となっています。まだまだ組織として至らぬ点も多いと存じますが、メンバー一同全力で活動に励んでまいりますので、ご応援、ご支援を頂けますと大変幸甚です。

2022年10月
鈴木瀬那


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わたしたちのミッション

私たちは単にロボットを作って大会に出場するだけのチームではありません。「ロボット以上の」活動を並行して行っております。

- 「全ての中高生」にかけがいのない知識と経験を -

 私たちはメンバーから入会費・活動費を一切受け取っていません。経済的理由・在籍学校や所属に関わらず「好きなコト」ができる環境をYukikaze Technologyは提供し続けます。

 しかし、作るロボットは50kgを超え、作成・出場・安全管理のためには300万円を上回る莫大な費用が必要です。メンバーから活動費を受け取っていないからこそ、皆様からの支援が必要不可欠なのです。

 現在、活動資金が非常に足りていません。そのため、活動場所への交通費などの活動に関わるための費用をメンバーに経済的な負担をかけている状況で、当初の目標を果たせていません。皆様からのご支援・ご応援よろしくお願いいたします。

メンバーの声

 ロボットもイベントも、かつては参加者側だったり画面越しに見るだけのものでしたが、自分たちが主体となって行うこの活動は、「参加する」楽しさではなく「創る」楽しさを存分に楽しめるものだと思います。
 このチームだからこその面白さが間違いなくあると感じました。こんなに本気で楽しめることは他にはないといってもいいかもしれないです。

 私にとってのFRCは、「情熱」です。
ロボット班として設計を始めた最初の頃は、機械部品の仕組みを知らず、そして3Dモデリングの仕方も知らず。無謀とも言えるような状況で挑んだのです。
 製作期間はあっという間でした。自分なりにインターネットで調べ、時には仲間やメンター・他チームの皆さんと相談しながら、最後には最高のロボットを完成させることができました。
 この経験を通して、プロの凄さに改めて圧倒されるとともに、「ものづくり」の世界に対する見地を広げることができました。

- 地域社会と共に -

 私たちの使命はメンバーに留まりません。地域社会から支えられているからこそ、そのリターンとして私たちが地域社会にその恩恵をお返しする義務があると私たちは考えています。

 具体的にはわたしたちの活動を広める講演会や、地域社会の小中高校生のためのワークショップなどを開き、プログラミングや工作などの体験を通して札幌市のテック界をますます盛り上げていきます。

 日本において、わたしたちの活動を妨げる要因の一つに、知名度の低さがあります。FRCやFIRST®の教育プログラムを広め、資源を増やすことによって、わたしたちのようなチームが増え、教育としての価値が向上し、札幌市のみならず、北海道の諸地域の活性化につながる循環を作り上げることができます。

支援者様の声

榎本電子設計事務所 榎本 勝美(チームメンター)

 2021年秋に、「支援をしてほしい」と突然に声を掛けてもらいました。話を聞いてみると、何も無いところからのスタートでした。あったのは世界最大規模のロボット競技会への憧れと熱意、ただそれだけでした。そこからは綱渡りのような、ギリギリの挑戦だったと覚えています。彼らの努力も、周囲からのご支援も、どれかひとつでも欠けては成し遂げる事ができなかった、そんな足跡です。
 いばらの道も時には必要かと思いますが、進んで未来を担う学生たちにはある程度の後押しや支え、道しるべもあってもらえたら、とも思います。
 学生たちの“本気”に、大人たちも“本気”をもって向かい合える、そのような環境が続いていってほしいと、切望しております。

活動に必要な経費

活動していく中で資金問題というのは常に存在しています。活動に必要な金額はおよそ300万円ですが、その内訳は次のとおりです。

ロボット作成費

100万円

+

大会参加関係費

150万円

+

その他

50万円

=

合計

300万円

- よくある質問 -

Q. 「大会参加関係費」が高く感じます。

A. 日本にFRCの地方大会が存在していないからです。そのため、ハワイ地方大会に参加せざるを得ず、渡航費・宿泊費・運送費等が日本国内と比べて割高になります。参加チーム数が34以上(国内から最低28チーム)が集まり、日本地方大会を開催できるようになると、大会参加関係費150万円をおよそ半額で済ますことができます。

Q. その他は具体的になんですか?

A. その他に入るのは工具代・備品代やアウトリーチの際に使うお金です。これらはビルドシーズン後に使う、次年度繰越金も含んでいるので、その額によって次の年の活動の幅が変わります。また、今後メンバーの負担を極力無くすため、交通費なども支出していきたいと考えています。

Q. 支援金の返金は可能ですか?

A. 申し訳ございませんが、原則できかねます。ただし、事情により返金が可能な場合がございます。万が一返金を希望する場合はこちらのメールアドレスにその旨をお送りください。

Q. 活動資金は足りてますか?

A. 足りるかどうかは時期によって変わります。例えば11月中旬に登録費60万円が集まっていなければその年は参加が不可能ですし、その後の1月の時点でお金が集まっていなければロボットは作れません。もしご質問・ご提案・ご指導などございましたらこちらまでお願いします。

私たちは必要な300万円のうち、100万円をサポーター様支援の目標金額として設定しています。

現在のご支援状況

6,729,814円

2022/5/1~2023/4/30(前年度)の期間において

達成状況

   

目標まで
あと

今、あなたのご支援が必要です。

新しいことに挑戦する子どもたちを応援するために、あなたの力を貸してください。日本にはない斬新な方法で札幌市だけでなく、地域におけるロボット教育を共にサポートしませんか。

ロボットの写真